九州の南方海上に位置する奄美郡島の中で一番大きな島である、奄美大島。薩摩と琉球の狭間でお互いの影響を受けながら独自の文化と歴史を育んできました。島の南に位置する奄美大島空港が、観光客の玄関口となっています。
広い島なので移動は、レンタカーがおすすめです。島内は海、陸ともに自然にあふれ、空港のすぐそばにある「あやまる岬」では、見渡すかぎり絶景のコバルトブルーの海が一望できます。島をドライブしながら南下していくと、雰囲気がゆっくりと変わり亜熱帯地帯が広がります。トレッキングツアーなどに参加すれば、ガイドと一緒に動植物の観察や森林浴をしながらゆっくりと森を散策できます。
奄美大島の産業に目を向けると、1300年もの歴史を持つ「織物大島紬」が有名です。奄美大島紬村では作業風景を見学したり、手織りを体験することができます。郷土料理の鶏飯は、奄美大島の伝統のおもてなし料理として有名。旅行の思い出にぜひ食べておきたい一品です。